自分が「役に立ちたい」という思いにはまらないように注意しよう。

仕事・メンタル
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<strong>テンカ</strong>
テンカ

こんにちは!テンカと言います!

よろしくお願いします!

さっそくですが、皆さんは誰かの役に立ちたいと思った事はありますか?

当然、人の役に立てるのは嬉しいですし、出来るなら役に立ちたいという人は多いと思います。

逆に、役に立たなくてもいいと思っている人でも、不意に「助かった。ありがとう!」と言われた時は嬉しいのではないでしょうか?

わざわざ役に立つために動くのはめんどくさいけど、なんか知らないけど役に立ったのなら嬉しい、という感じですかね。

「役に立ちたい」という思い自体はもちろん素晴らしいと思います。

ですが、この「役に立ちたい」が暴走してくると、良くない事を引き起こしてしまう事があるのです。

今回は、「自分が役に立ちたい」で起こる問題について説明していきます。

問題が起きるという事を一度理解できれば、これから先の行動の仕方が変わるのではないかと思います。

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「自分が役に立ちたい」で起こる問題

「自分が役に立ちたい」で起こる問題。

それは、周りの人を役立たずにしてしまうという事です。

どういう事かというと、自分ばかりが役に立ちたいあまり、他の人に仕事をさせないようにしてしまうという事です。

すると、周りの人はやる気を奪われて、自分から離れていってしまう可能性があるのです。

「あの人、仕事を独り占めして何もさせてくれない。ましてや、せっかく回ってきた仕事も全部奪っていくし、自分はいらないんじゃないか」となる事があるのです。

そして、自分が他の人に仕事をさせないようにしているのに、「あの子全然仕事しないよね」「自分ばかり頑張ってる」と言う人もいるのです。

そう言っているのを聞いた人は、反発もしたくなるし、モチベーションも下がってしまいます。

周りの人も、最初はやる気があったのかもしれないし、私も役に立ちたいと思っていたかも知れません。

ですが、自分が他の人に仕事をさせないようにして、周りの人のやる気を奪っていたんです。

少し過去の自分を振り返って、自分はどうだったかな?と思い出してみて下さい。

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問題を起こしてしまうのはどんな人か?

上で説明した「周りを役立たずにしてしまう人」はどんな人に多いのか、いくつか特徴を挙げたいと思います。

  • 真面目な人
  • 劣等感を感じている人
  • リーダータイプではない人
  • 本来の目的を見失っている人
  • 他人思いの人

5つ挙げましたが、これから詳しく説明します。

真面目な人

真面目な人は、「自分がやらなければいけない」という気持ちが強い人が多いので、一人でなんでもやろうとしてしまいます。

その結果、「自分はこんなに頑張っているのに、他の人は楽ばかりしている」と感じるのです。

他にも、サボる事ができない、仕事してないと思われたくないという思いから、やる事がないのが怖いんです。

常に手を動かしていられるように、仕事に飢えている事も考えられます。

劣等感を感じている人

劣等感といっても色々あるのですが、例えば「自分は仕事ができない」という劣等感がある人は、誰かの手伝いをすることによって劣等感を解消しようとしているのです。

自分にもできる簡単な仕事であれば、「自分がやりたい!他の人に取られたくない!」という競争心がでてきて、他の人とギスギスした関係になってしまうのです。

本当は協力する仲間に対して、負けず嫌いを出してしまうと不仲の原因にもなります。

リーダータイプではない人

リーダーは他の人に仕事を振り分けたりしますよね。「あれお願い」「これもやっといて」と指示しないといけないのです。

リーダーは、他の人を気にせず自分だけがせっせと動いていればいいとはならないんです。

周りも気にしないといけないんですね。

反対にリーダー以外の人は、準備や片付け、掃除など、他の人を気にせず自分だけがせっせと動いていればいいんです。

自分だけが一生懸命やっていると見られればいいので、「あれもこれも自分がやる!」と、他の人の活躍の場を奪ってしまう事があるのです。

本来の目的を見失っている人

例えば、仲間複数人で何かを達成しようとしているとします。

協力して最後まで成し遂げる目的が、いつの間にか「仲間のアイツより多く仕事をする」「リーダーに気が利くやつだと思われたい」という目的に変わっている人がいます。

そういう人は、「他の人に仕事を取られる前に!」と仕事をさせないようにしたりします。

これで仲間にも負けず嫌いが移ったり、疑問の目で見られてしまう可能性があるのです。

他人思いの人

他人思いの人は、自分だけが犠牲になればいいと考えている人です。

自分一人だけが頑張れば、他の人に楽をさせられると思っているのです。

その思いは素晴らしいと思いますが、みんなが仕事を面倒くさいものと思っている訳ではありません。

仕事をしたくない人もいるし、仕事をしたい人ももちろんいるんです。

仕事をしたくない人にとっては少しでも手間が省けるのはありがたいかも知れませんが、仕事をしたい人にとっては逆に迷惑になってしまうのです。

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最後に

「自分が役に立ちたい」という思いが強すぎると、返って他の人のモチベーションを下げてしまったり、無駄に競い合ってギスギスしてしまう事があります。

「誰かの役に立ちたい」という思いは大切にしてほしいのですが、「自分だけが認められたい」という思いになると、他の人が褒められるのが悔しいんです。

まるでライバルかのように、あの人に勝とう、自分だけが褒められようとしてしまうんですね。

誰よりも自分が褒めてほしいのです。

自分で仕事を独り占めしているのに「他の人は全然動いてくれない」「自分だけしか頑張ってない」という事実が欲しいのです。

それを周りの人に言いふらしたいんです。

自分だけが認めてもらおうとするあまり、同僚や後輩を蹴落としてしまうんです。

心当たりがある人も、最初からそんな事をするつもりはなかったでしょう。

最後に覚えていってほしい事があります。

みんなが雑用などの仕事を面倒くさがっている訳ではないのです。

当然、自分と同じように仕事をしたい人もいるのです。

自分が「役に立とう!」と考えれば自分が動く事ばかり想像してしまいますが、仕事をしたい人に対しては、邪魔をしない、手を出さない事が役に立つのです。

なので、「自分がやりたい!」という気持ちが強くなり過ぎないように気を付けていただけたらと思います。

他にも「自分がやりたい!」と思っている人もいるので、どうするのが「役に立つ」のか、よく考えるようにしましょう。

最後まで見ていただきありがとうございました。

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