怒られた事ばかり、よく覚えているのはなぜ?

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<strong>テンカ</strong>
テンカ

こんにちは!テンカと言います!
よろしくお願いします!

ではさっそくですが、あなたは「怒られた事ばかりよく覚えている」という感覚を感じた事はありますか?

僕はめちゃめちゃよく覚えています。

個人的には褒められた事よりも、怒られた事の方がよく覚えている感覚があります。

怒られた時の場面、空気感、相手の表情、言葉遣い、など結構はっきり思い出せます。

より鮮明に覚えているからこそ、また似たような場面があると怒られた記憶がフラッシュバックして、「前とは違う行動や発言をしなければ」と自分を追い込んでいる感覚があります。

今回は、「なぜ怒られた事はよく覚えているのか?」「怒られる機会が増えるとどうなるか?」「楽になる考え方」について紹介していこうと思います。

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なぜ怒られた事はよく覚えているのか?

あなたは「褒められて嬉しかった瞬間」と「怒られて辛かった瞬間」では、どちらがより鮮明に覚えていますか?

個人的な予想では、きっと「怒られて辛かった瞬間」と答える人が多いのではないでしょうか?

ではなぜ、怒られた事はよく覚えているのか。

それは、二度と同じ辛い目に合わないように、本能的に回避しようとしているのだと思います。

怒られるってほとんどの人が辛い事ですよね。

その辛かった事を記憶して学習しなければ、また同じダメージを受ける可能性が高くなってしまいます。

怒られるというストレスを受けることで鬱になってしまったり、少なくとも精神的ダメージにはなると思います。

そこで本能的に自分を守ろうとする機能が働き、二度と同じダメージを受けないように脳が「記憶しておかねば」となるのではないでしょうか。

逆に褒められた事というのは、基本的に自分へのダメージにはならないので、本能的にも記憶しておく必要がないのだと思います。

なので「怒られて辛かった瞬間」の方が、「褒められて嬉しかった瞬間」よりも記憶に残りやすくなっているのだと考えています。

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怒られる機会が増えるとどうなるか?

これは「極端に怒られることを避けたい人」と、「別に怒られてもいいやと思っている人」とでは当然変わってくるのですが、基本的に怒られたことは、また怒られないように気をつけようとすると思うんですよね。

あれもダメ、これもダメとなってくると言葉や行動の選択肢が減って、「もうどう動いていいか分からない」となるんですね。

さらに相手によってはも怒るポイントは違うし、どう言葉を選んだり、行動しても怒る人もいます。

例えばAさんには、1の行動をしたら怒って、2の行動をしたら喜んでもらえた。

その経験をもとに、Bさんにも2の行動をしました。

すると、なぜか怒られて、1の行動をしたら喜んでもらえました。

このように怒るポイントは人それぞれなので、かならずしも1の行動が正しいと言う事がありません。

「怒られることを恐れずに自分が正しいと思う行動をしなさい」というのは簡単なんですけど、気にしすぎてしまう人にとっては、過去に怒られた記憶が明確に覚えていますし、事あるごとに怒られた記憶がフラッシュバックする事も多いと思います。

それがやっかいな所ですね。

つまり何を言いたいかというと、怒られる機会が増えると行動の選択肢が減ってしまい、行動できなくなってしまうという事です。

例えば、まだ何も怒られたことが無い時は、A、B、Cという行動の選択肢があったとします。

そして色んな人と関わっていくうちに、Aはダメ、Bもダメ、Cもダメとなっていくと、また新しい人に出会った時には、A、B、C、どの行動をしても怒られる気がして、何も行動しない方が安全かもしれないと、思い込んでしまう事にもなってしまうのです。

こんな感じで、自分の中で行動の選択肢が無くなって困っていると相手から、「反応が無い人」「動こうとしない人」ととらえられてしまう可能性もあるので、気をつけたいですね。

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楽になる考え方

怒られた時って、衝撃が凄いですよね。

自分は怒らせるつもりは無いのに急に「おいふざけんなよ!」「いい加減にしろ!」などと言われると、やっぱり少しはビックリすると思います。

怒られた後というのは、ひどく精神的ダメージを負ってしまうことですが、それを少しでも楽になる考え方を紹介します。

それは、「ラッキー」と言ってみることです。

これだけ見ると、ちょっとうさんくさいですよね。

「ただきれいな事を言っているだけじゃないか」と感じる人もいるかも知れません。

ですがこれは、僕個人的には結構効きました。

これは怒られた時に限った事ではなくても、なにか辛い事があった時に「ラッキー」と小声で言ってみたり、心の中で言ってみたりすると、心が楽になったのです。

「ラッキー」も自分がしっくりくる言い回しを探してみて下さい。

シンプルに「ラッキー」だけでもいいですし、「ラッキーじゃん」「ラッキーだな」「ラッキーやな」「ラッキーかも」なんでもOKです。

でもなんで「ラッキー」と言うだけで楽になるのかというと、「ラッキー」と言った後に続く言葉が半強制的にポジティブになるからです。

「ラッキー」と言うと、その後につづく言葉が、「だってどうすればいいか分かったわけだし」「これでちょっと目が覚めたきがするし」「これで他の人よりも怒られることに対して耐性ができるわけだし」という感じにほぼポジティブな言葉しか出てこなくなるんです。

それによって、いつまでもクヨクヨと悩むことが減って、気持ちを切り替えるのが早くなると思います。

最後に

いかがでしたでしょうか?

実は「怒られた事ばかりよく覚えている」のにも理由があるんです。

それは自分が弱いからでも、鬱の気質があるからではありません。

怒られるという事は、精神的ダメージになる事が多いので、本能的に自分を守るために、強く記憶に残るようになっているのだと思います。

精神的ダメージが大きくなりすぎると、最悪自殺まで追い込んでしまうような事です。

なので、二度と同じダメージを負わないように、強く記憶しておくことが重要なのです。

逆に褒められるというのは、精神的ダメージを与えることではないので、本能的にもあまり記憶しておく必要が無いのだと思います。

そして、楽になる考え方として、「ラッキーと言ってみる」という事を紹介しました。

この「ラッキー」と言ってみるという対処法は、他にも嫌な事があったり、辛い事があった時にも有効です。

もし他にも良い対処法があれば、書き足していこうと思います。

「ラッキー」と言って、続きの一言を言うだけなので手間もかかりませんし、思った時にすぐにできるので、一度試してみて欲しいと思います。

今回はこれで以上になります。

他にもいろんな記事を書いていますので、もしよければ見てみて下さい。

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

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