マナー=「相手への思いやり」という本質からずれていませんか?

仕事・メンタル
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<strong>テンカ</strong>
テンカ

こんにちは!テンカといいます!

勉強して納得した事、思った事をただ発信していこうと思います!

この記事では、マナーや常識について僕が思ったことを紹介していこうと思います。

まず、日々生活している中でマナーとされている事っていろいろありますよね?

「こういう場所ではこうしなさい」「こういう人にはこう対応しなさい」みたいな感じです。

そういうマナーとされている事の中に「これって何の意味があるの?」「逆に迷惑じゃない?」と思ったことありませんか?

マナーは本来、「相手への思いやり」という意味なんですよね。

もちろん相手を思いやる気持ちは大事だと思いますし、大切にしてほしいと思います。

ですが、いつの間にか「相手への思いやり」という本質からずれてしまっていると感じる事があります。

今回は、その本質からずれてしまう原因と例など、自分なりに思った事を書いていこうと思います。

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「マナー」の本質からずれてしまう原因

他人に押し付ける

確かに相手を思いやる気持ちは大切です。

ですが、自分の価値観を他の人に無理やり押し付けるのは違うと思います。

他の人に「ここはこうすべきだ」「こういう人にはこうしてあげなさい」という風に押し付けてしまうと「思いやり」っていうマナーの本質からずれていってしまうのだと思います。

その本質が分かっている人は、これは自手の為にならないのは明らかだと分かっているけど、言われたからやらないと怒られる、という気持ちの挟み撃ち状態になる事があるんです。

そしてプレッシャーに負けて行動した結果、やはり相手の迷惑になってしまった、となる事が少なくないと思うんです。

自分では迷惑になる事は分かっていたけど、「やりなさい」と言われるプレッシャーに負けて行動してしまったら、相手も自分も無駄に嫌な気持ちになってしまいますよね。

これは「相手への思いやり」ではなく「自分が注意されたくない」という気持ちで行動しているので、マナーの本質からずれています。

しかもこれで嫌われるのは「やりなさい」と押し付けてきた人ではなく行動した自分なので、気をつけて欲しいと思います。

マニュアル化する事

一問一答のように、「この場面ではこうするのがマナー」「こういう立場のひとにはこう対応するのがマナー」とカッチカチに答えを決めてしまう事です。

そうすると相手の気持ち(求めている・求めていない)関係なしに、「こう行動すべき」だと思い込んでしまうんです。

本当に相手の為になっているのか?を考えなくなってしまって、いつ何時でも「これが正解」だと思い込んでいるから、それを信じて疑わないんです。

それでいて「自分はマナーがありますよ」って周りに見せているだけなんです。

そうなれば相手の為ではなく、いつの間にか自分の為になってしまうのです。

こういう行動ができる自分はマナーがありますよって見せたいだけなんです。

そして、そういう人が他の人に押し付けるんです。

自分は出来ていると思っているから「こういう時はこうするのがマナーだよ」「こういう人にはこう声を掛けてあげるのがマナーだよ」ってマニュアル化した事を教えるんです。

そこに「本当に相手の為になっているか?」という疑問を持つことを忘れてはいけません。

確かにそれでも喜んでくれる人はいます。

ですが逆に迷惑になっている人も結構いると思います。

迷惑になっていても「こう行動したから自分えらい!」と思っていて、逆に気を使わせている事に気がつかないんです。

今は学校でもマナーの授業があってテストもあったりするので、これが相手の為になるんだと信じて疑わなくなってしまう事もあると思います。

少し例を上げて、思った事を伝えようと思います。

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本質からずれているマナーの例

食事の席の上座・下座

基本的に上座は入り口から最も遠い席になるんですけど、そこって一番自由が利かなくて窮屈な席だと思うんですよね。

トイレ行く時とか席を移動する時に、他の人の後ろの狭い所を通らないといけません。

場合によっては他の人に一度立ってもらわないと通れない時もあるので、一番身動きがとれない席なんです。

自分だったらそんな席に座りたいですか?

入り口が近くて、トイレも気軽に行ける自由が利く席に座りたくないですか?

一番奥の席は出来れば避けたいという人も結構いると思うんですよね。

そう考えると、その一番嫌な席に一番目上の人を座らせるってことですよね。

もちろん目上の人には気を使わないといけません。

ですが、これが相手の為になっているかと言われれば疑問です。

これがマナーをマニュアル化した例ですね。

冷静に考えれば相手の為になっていないというのは分かるけど、これが世間一般的にはマナーだからといって行動してしまうと本質からずれていくのではないかと思います。

先輩がやっていたら代わってあげなさい

例えば上司から「先輩がやってるんだから代わってあげなさい」と言われたとします。

そう言われると、先輩が求めていないのは分かっているけど、とりあえず「先輩かわります」と言いますよね。

そしていつも通り「大丈夫だよ」と言われて、席に戻る。

すると上司から「大丈夫って言われても、はい分かりましたーじゃなくてさ。奪い取ってでもやらないと」っていう人もたまにいるんですよね。

そして、上司に逆らえないからもう一度「先輩代わります」と言いに行って、逆に先輩に迷惑をかけてしまうという状況になります。

挟み撃ち状態ですね。

先輩は求めていないのは分かっているけど、「やりなさい」って言われたからやらないと怒られるっていう挟み撃ち状態です。

これが、後輩がやるのがマナーだからやってこいって押し付けた結果ですよね。

マナーを押し付けて相手の為になるのならいいですが、ならない場合得する人は誰もいません。

これではマナーの本質からずれてしまいます。

マナーは本来「相手への思いやり」なのに、迷惑をかけてしまっては本末転倒です。

誰だって、他の人の役に立ちたいって思いますよね?

だとしたら常に「これは本当に相手の為になっているのか?」ということを冷静に考えてほしいです。

そう考えると、何でも手を出す事が相手の為になるわけではないというのが分かると思います。

場合によって、手をだした方が相手の為になる場合と、何もしない事が相手の為になる場合があるわけです。

そこを冷静に見極めて、マナーの本質からずれないように気を付けていきましょう。

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

この記事の内容を音声での発信もしていますので、是非ご覧ください。

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