「不安」は大切で必要な感情です。「不安」に実は助けられている

仕事・メンタル
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<strong>テンカ</strong>
テンカ

こんにちは!テンカです!

よろしくお願いします!

よく「すぐ不安になってしまうんです。」「不安にならない強いメンタルを手に入れたいです。」という悩みを耳にしますが、「不安」っていらない感情だと思いますか?

確かに「不安」は気持ちがいい感情ではないので、無くしたいと思うのは当然だと思います。

「不安」という嫌な気持ちにばかりに目が行きがちですが、冷静に考えてみると結構「不安」に助けられている事があるんです。

今回は「不安」にどのように助けられているのか、もし「不安」が無かったらどうなるか、について考えをまとめてみましたので、よければ続きもご覧ください。

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「不安」にどのように助けられているのか

始めにも書いた通り日常生活で「不安」には結構助けられているんです。

「いや、不安なんかに助けられた事なんかないよ(苦笑」という人はいないと思います。

では、どのように助けられているのかというと

  • いち早く危険を察知する事ができる
  • より完璧に準備・確認ができる
  • 最悪の事態を想定して、対策する事ができる
いち早く危険を察知する事ができる

例えば、「あの人の肘、テーブルにあるコップに当たって落としそうだな」「ここの段差はつまずく人が多そうだな」というように、「あの人大丈夫かな?」「ここは大丈夫かな?」と不安になる感覚です。

「不安」で感覚が研ぎ澄まされるんです。

いろんな事に敏感になるので、何か身の回りで危険があった時にいち早く察知する事ができるんです。

それによって、咄嗟に危険を回避できる可能性が高くなります。

より完璧に準備・確認ができる

例えば、出かける前などに「必要なものは持ったかな?」「何か忘れ物はないかな?」という不安があれば、しっかりと準備・確認をする事ができます。

さらに、一回確認はしたけど「不安」だからもう一回確認してみようといって確認すると、「あ、これ忘れてた」というように忘れものをする可能性を下げてくれます。

「不安」になるから、事前にしっかりと、より完璧に準備・確認をする事が出来るんです。

最悪の事態を想定して、対応する事ができる

「もしこうなったら最悪だな」「今日は最悪なことが起こる気がする」というように、あらかじめ最悪を想定すると、もしそうなったらどうするかを少しでも考えておく事ができます。

なので、実際に最悪の事態が起きてしまった時に、意外と対応する事ができたりします。

最悪の事態が起きた場面では、普段あまり不安にならない落ち着いた人より、不安になりやすい人の方が実は解決できたりするんです。

「不安」になったおかげで、最悪の事態へのシミュレーションができて、「あ、思った通りだ。じゃあこうしたらいいかも」というように対応することが出来るかも知れません。

今挙げた「不安に助けられている事」を見てどう思いましたか?

「そういえばそうかも」「確かにそうだ」と思いませんでしたか?

そう考えると、「不安」は決して無駄な感情ではないという事を分かっていただけたのではないでしょうか。

では次に、もし「不安」が全く無かったらどうなるのかについて考えましたので、続きもご覧ください。

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もし「不安」が無かったらどうなるか

もし「不安」という感情が無かったらどうなると思いますか?

確かに、悩む事が少なくなって気が楽になるという部分もあると思います。

ですが「不安」にならなくなるというのは、メリットだけではないんです。

もちろんデメリットもあります。

それは、間違いや忘れ事(忘れ物)に気がつく可能性を下げてしまうという事と、突然の最悪の事態に対応出来にくくなるという事が考えられます。

具体的に説明すると、「不安」が無かったら、「明日大丈夫かな?忘れ物してなかな?」などと考える事ができません。

「不安」になるから、「もう一回復習しよう、確認しよう」となるんです。

「不安」が無いと、準備や確認を完璧にしようとは思わないので、間違いや忘れ事(忘れ物)に気がつきにくいんです。

あと、「不安」が無かったら、突然の事故やトラブルにも対応しにくくなります。

「不安」があるから、最悪の事態を想定できて、対処法を考えておく事ができるんです。

そうすると、最悪の事態も「想定内」になります。

なので、事故になる前に止める事ができたり、もしものトラブルにも対処出来たりします。

いつもは不安症で「すぐ不安になっちゃう自分を何とかしたい」と思っている人でも、こういったトラブルが起きた場面では、誰よりも早く対処法が分かったりするんです。

想定外の事が起きて周りの人が「どうしよ~」となってる中、自分だけ「こうしたらいいんじゃないか」といち早く気づける事が意外と多いのではないかと思います。

こういった最悪の事態が起きた時に「不安」が無いと想定外になるので、対処しにくいのです。

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最後に

いかがでしたか?

「不安」は無駄な感情ではない事をお分かりいただけたでしょうか?

「不安」は気持ちのいい感情ではないし、できるだけ無くしたいと思うのは当然です。

ですが、その「不安」も場合によっては役に立つ事もあるし、助けてもらう事もあるんです。

なので決して無駄な感情ではないのです。

「不安」があるおかげで身の危険を守る事ができたり、準備をより確実にする事ができます。

この先、もし「不安」になる事があっても突き放すのではなく、「不安」の感情のままに従ってあげる事が、自分を助けてくれるかも知れません。

これは個人的な意見なので間違っている事もたくさんあると思います。

この記事を読んでくれた人の心を少しでも楽にすることが出来たのなら嬉しく思います。

今回はこれで以上になります。

最後まで見ていただきありがとうございました。

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